モルモットを繁殖させるためにはある程度発情時期に合わせて、オスとメスを交配させる必要があります。相性の良いオスとメスなら一緒に生活させれば自然と交尾が行われ、妊娠し赤ちゃんを産みますが、あまり相性が良くないといつもケンカしてしまい妊娠もしないことが多いようです。
ただオスとメスを一緒にすれば良いという事でもないようです。メスの発情期が来ないとオスが近づくのを警戒したり嫌がったりでオスを相手にしません。それでもオスはメスを追い掛け回すのでメスにとってはストレスとなってしまいます。
出来る事ならあまりメスモルモットにストレスを与えないで繁殖させたいものですね。その為にはメスの発情期を見極める事になると思います。
基本的にメスモルモットは、生後2ヶ月位から発情するようになり、発情期には陰部が少し膨れ背中を反らす行動をします。背中を触ると余計に反らした反応をします。この反応はロードシス反応と呼ばれる反応です。
また発情期のメスは自分からオスに近づき匂いをクンクンと嗅ぎます。またオスの後を追いかけるようにもなります。
因みにオスの発情期には、お尻をフリフリしたり、「ブルルルル」といったような唸り声(鳴き声)をあげることもあります。そしてメスの背中に乗ろうとする行動を取ったりします。
オスは割と年中発情しているのが特徴で、メスの発情が約16日周期の発情だと言われています。個体差もあり大体15日~19日周期となります。発情している時間は4時間~17時間位で、1日~2日位だと考えていれば問題ないと思います。
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