menu

モルモット飼育法‐初心者

入浴とお風呂

モルモットを飼育しているうちにモルモットの被毛や体などが汚れてしまう事があると思います。そんなときモルモットを入浴(お風呂)させても「大丈夫かな?」と不安になる事も多いと思います。モルモットはお風呂が好きな動物ではありませんが、入浴させることは可能です。

ですが、注意することが何点かあります。
1.安定した足場を作る
モルモットは空中に浮いている状態、足が地に付かない状態の時に不安を感じます。ですので、桶やたらいなどに入れ、ぬるま湯を足の付け根位までしか入れないようにします。または、前足から上半身を人間の手で支えてあげ、お尻をぬるま湯に浸かるようにします。

2.顔は濡らさない
モルモットのお風呂は、足や胴体、お腹、お尻を洗うのは大丈夫ですが、顔は洗わないようにします。また耳に水が入ってしまわないように気を付けます。顔に汚れなどがついた場合には、濡らして絞ったタオルで優しく拭くようにします。

3.温度はぬるま湯(人肌の温度程度)
モルモットは熱いお湯も、冷たいお湯も苦手ですので水温には気を付けましょう。人肌と同じ位の温度36℃~37℃位が良いでしょう。人が触って同じくらいなら問題ありません。

4.シャンプーはなるべく使わない
モルモットについた汚れは大抵ぬるま湯だけで落ちると思います。なのでシャンプー等は必要ありません。どうしても汚れが取れないときだけ、ペット用ウサギ用やモルモット専用のシャンプーを使うようにします。基本は使わなくても平気です。
また、シャンプーによっては必要な油分まで洗い流してしまい、結果モルモットの皮膚にダメージを与えかねませんので注意が必要です。

5.入浴後は直ぐに乾かす
モルモットがお風呂からあがったらすぐに乾いたタオルで水気を吸い取り、弱くしたドライヤーの温風を十分な距離(20センチ以上)を取り乾かします。また同じ所にずっと温風を当てないようにしましょう。火傷の危険性もあります。
入浴後乾かさないで自然乾燥させようとすると、水の気化によりモルモットの体温が奪われてしまいます。そうなると病気になったり、死んでしまう可能性もあります。なので、入浴後は直ぐに乾かすようにしましょう。

6.無理に入れない
まだモルモットが慣れないうちは、恐怖でおびえたり暴れたりしかねません。無理にお風呂に入れる必要はないので、汚れた時はタオルをぬるま湯で濡らし、絞って拭きます。これでも十分に汚れは取れるので、慣れるまではお風呂に入れない方が良いでしょう。

実は、モルモットは絶対に入浴させる必要があるというものではありません。汚れが取れれば問題ないので、ぬるま湯で濡らしたタオルで拭くだけでも十分にキレイにできます。どうしてもお尻あたりが汚れやすいので、お尻だけぬるま湯につけ洗うのでも良いでしょう。または市販のシャンプー用ウェットティッシュで拭くのでも問題ありません。


実は簡単!モルモットの臭い対策、サッとできる臭い消し
モルモットに適している飲み水はコレだけ!


関連記事

Top