モルモットの被毛は年に2回ほど生え変わります。夏から冬にかけて一回冬から夏にかけて全身の被毛が抜け生え変わります。全身の毛が一気に抜けるわけではないので、あまり実感は無いかもしれませんが、全体的に抜け換わります。
人に飼われ一年中同じような気温の中で生活している場合には、年に2回以上生え変わります。また、個体差によっても生え変わりの時期回数に違いがあります。
モルモット自身が生え変わる時に自ら毛づくろいをしますが、誤って飲み込むと毛球症(胃や腸などの消化器官内に毛玉が出来てしまう病気)の原因になってしまいます。猫の場合毛玉を自分で吐き出すのですが、モルモットは自分で毛玉を吐き出すことが出来ません。
そうならないようにするためにも、飼い主が定期的にブラシでブラッシングしてあげる必要があるのです。特に長毛種のモルモットは毎日ブラッシングをするくらいのお手入れが必要です。
また、ブラッシングはモルモットと飼い主とのコミュニケーションの一つとして考えることが出来るので積極的にブラッシングしてみましょう。
ブラッシングのやり方
ブラッシングをするときには、台の上や膝の上で行います。その際には落ちないように気を付ける必要があります。また落ちても平気なようにクッションなどを敷いて対策をすると良いでしょう。
ブラッシングは頭からお尻の方にかけて優しくゆっくりブラッシングをするのがコツです。毛が引っかかっていたら、無理にブラッシングせずゆっくりと解いてあげましょう。
全身の被毛をブラッシング出来たら完了です。それほど難しい事ではないので慣れれば5分程度で終わると思います。
中には、慣れなくて怖がって怯えてしまうモルモットもいると思います。その場合には無理にブラッシングせずにケージに戻してあげ、落ち着いたら再度挑戦してみたり、日を置いてみたりと挑戦してみて下さい。
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