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モルモット飼育法‐初心者

モルモットの難産とは?
モルモットは難産が多いとされています。しかし多くの家畜やペットでは、難産はやはり自然に比べて多く観察されており、これは遺伝的な要素や胎児の過大発育などが原因と考えられています。

分娩の途中で出産が著しく遅れてしまい、人工的な助産をしなければ正常に分娩することができない状態が「難産」といわれます。

モルモットに難産が多いのは、モルモットの妊娠期間や発情周期といったものも他の動物と比べて比較的長いために相対的に多くなるのかも知れません。

モルモットの難産では、普通、衰弱状態や、分泌物の異常(緑色や血液様)の増加、産道に胎児の一部が見えたり、胎児が引っかかって詰まってしまう状態となります。

飼い主の発見が遅れて、分娩状態のまま手遅れとなる場合や分娩と同時に異常な出血が止まらず親子共々そのまま死亡するケースもあります。

難産が長時間にわたると胎児の一部が中途半端に出たまま胎児は窒息して死亡、親のモルモットも出血やストレスによる体力消耗の結果、致命的な状態となります。

その原因
難産の一般的な原因は、モルモットの体の構造に由来します。モルモットの恥骨の結合部位は繊維軟骨で形成されているため、妊娠末期のリラキシン (relaxin ペプチドホルモンの一種で子宮弛緩因子) 作用によって約20mmの隙間を形成し出産準備に備えるのですが、この恥骨結合部が諸々の原因で変形しやすいため、胎児が出にくい状況がおこると考えられています。

モルモットは6~9ヶ月齢で恥骨結合部が癒合しやすく、以後はお産が困難になります。

産道の問題もありますが、肥満により脂肪の影響で産道が圧迫されたり、過大成長胎児(通常でも出生時は完全に毛が生えそろい、眼は開き、ある程度大きくなっている)や胎位置の異常で産道をうまく通れなかったり、陣痛が正常に機能しない場合にも難産が起こります。

難産の諸症状が確認された場合には、早めに獣医に相談します。獣医はレントゲンなどで胎児の状態を確認して処置を決定します。

牛や馬と違い人間が簡単に助産できるような大きさではないため、獣医師は状況を診察して助産が可能かどうか検討します。多くの場合は開腹手術(帝王切開)により胎児を取り出したり、出産を断念して卵巣子宮摘出手術を行います。

妊娠状態が正常で母子ともに異常が認められないのに分娩が始まらない場合は、母モルモットの陣痛異常が考えられますので、陣痛促進のオキシトシンの投与などの処置もされます。

出来る予防法
難産の予防は母モルモットの肥満を防止し初産を6カ月齢以内の繁殖が好ましいとされています。


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